変形という壁

身体が歪んだ状態でケアをしないままでいると

いずれ起きる現象が変形となります。

この変形というのは厄介なもので

一度変形すると日頃からケアをしないと固まってしまうまで変形が続いていきます。

固まってしまえばそれ以上は変形しなくなりますが

人は動くものなので寝たきりでない限りは固まるということは起こりづらいものです。

その変形という壁ですが

それ以上変形しなくするためには

整えて重力が偏ってかからないようにする必要があります。

可動域を戻し

筋力を戻し

感覚を戻し

そして今の骨格のベストな位置を保てる能力を高める。

すると変形していたものが必要な位置に収まるようになり

変形からきていた身体への負担が減っていきます。

ただそれには相当な時間もかかりますし

日頃の努力も必要となります。

一時的に施術をして整えても

セルフケアをどれだけ継続して行うかが何より重要です。

そして期間をあけすぎないでまた整えてセルフケアをして

と継続した場合のみ変形から回復の兆しが見えてきます。

様々な部位の変形を見てきましたが

やはり生活習慣の影響は大きく

偏った姿勢を保ち続けることで骨格はその偏った姿勢が取れるように変形してくるのです。

それをリセットできるのが運動であり

運動だけでなく食生活や呼吸で内臓をケアしていく必要があります。

身体単体の問題であれば

施術で身体を整え

運動をして身体の巡りを良くして

食生活、呼吸、睡眠、排泄を改善させていくと身体は必ずよくなります。

身体を丁寧に扱うことから始めてみてください。