骨盤底筋の話

数年前から流行っている骨盤底。


骨盤底の締まりが緩いと尿漏れになったり腰痛になったり、股関節の痛みが出たりと
様々な問題が起きると言われています。


だからこそ肛門を閉めたり、緩めたりするようなエクササイズが良いとされていますが
実際のところは
あまり良くないというか。
効果が薄いというか。


私自身も7年くらい前に学んで
実践していたこともありましたが
いまいち効果がわからないということで
人に行ってみても
効果が良かったという人もいれば
変わらない人もいて


う〜ん。


というところ。


そして、去年体感で理解したことは
骨盤底筋って
意図的に閉めたり、緩めたりして支える部位ではないよなということでした。


閉めるは緊張(縮める)、緩めるは弛緩。


なのですが
そもそもなんでここにあるのだろうというと
内臓を下から支えるわけです。


常に支えているけど
必要がある時にはもっと支える力を強くして
排泄をする時には緩めるようにして
出しやすい環境を作っているというわけなのですが


となると
意図的にコントロールする部位ではなくて
自然にコントロールができる環境が必要なわけです。


自然にコントロールには何が必要かというと
それは構造的にコントロールしやすい位置にあることが必要で
それが
股関節、骨盤、腰椎
の影響を受けています。


ここの3つが良い位置にあって
かつ深い呼吸をすることで
骨盤底が動ける環境ができるんです♪


それを無視した状態で
どんだけ絞めて緩めてと行っても
骨盤底にはあまり意味がないというわけでした。


デスクワークなど常に椅子に座っている人が固まるのは
うまく座れていないと骨盤底が動けない状態になるので
それによって腰痛や足のむくみ、冷え、便秘などが起きたりもします。


だからこそ、腰椎、骨盤、股関節を動ける状態にして置けるのが大切であって
うまく座れるのが重要なのです!

ちなみにうまく座れる人の目安は
最低10分以上そのままの姿勢を保ってもどこも負荷がなく楽に座れているを指します。



絞める緩めるというのは別な意味があって
それは別な呼吸法を深めるときに使う感覚の一つだったりするわけです。



こんな内容を様々と伝えていくのが
指導者養成コースで
知識と経験を活かして
世の中にある運動もどう使うとより効果が出るかなどもお伝えしています。

それが原理原則を知るということ。

養成コースでは様々な原理原則を知ることで
身体のスペシャリストになってもらいます。

明日からはDay3と4が行われます。


明日からは
発達の続きと評価方法、NGな身体の使い方、内臓の調整のベーシックを行っていきます。

これができると初めて個人セッションの初歩ができるという流れになっています。


明日が楽しみ♪