『頭痛と呼吸って関係していますか?頭痛が続いていて。。。』
という質問を受けました。
気づけたのが凄いというのが正直な感想ですが
実際、
浅い呼吸と頭痛は関係していると考えています。
頭痛は
頭からのサインであって
頭部に異常が起きているときに起きます。
つまり安易に痛み止めで痛みを減らす前に
何の異常なのか
を考える必要があります。
これは薬を使うなという話ではなく
体からのサインを聞かないでまず薬ではなく
第一選択で昨日や日ごろの行動の何が原因となっているか
を考える必要があります。考えながら薬を飲んで次にならないために対策を考えましょう♪
それを行わないと
ずっと頭痛→痛み止めの無限ループ
になってしまうので
頭痛の原因を掘り下げて行動するのが
体に取っても心にとっても良いと思います。
頭痛は血流の変動によって起きることが多いです。
血液が多く頭に溜まっても頭痛になるし
血液が少なくても頭痛になります。
脳は常に血流を一定状態で保ちたいわけです!
もちろん、集中する時は脳に血流を溜めて効率を上げるのですが
リラックスしたらその血は下に戻します。
これが出来なくなるのが頭痛の一つのメカニズムです。
また、
呼吸が浅くなると
酸素が足りない状態になります。
酸素が足りないと脳は酸素不足になるので
血液を多く流します。
すると多すぎて頭痛になるというわけです。
肩こりや首こりで頭痛になるのもこれに似たメカニズムで
頭に溜まった血液が凝りによって下に下がることが出来なく
頭痛になるというわけです。
そういった頭痛の場合には肩こりや首こりを減らすと良いからマッサージ!
と考えやすいですが
マッサージで緩めるなら全身を行わないと
違うところに不具合が生じます。
全身を行うから均一な血流になって調子が良くなるんです♪
また水木ボディワークで行うなら
足の土台を安定させるか
手の使い方を練習するか
ですかね。
この方法を使うと体の使い方が上手くなるので
肩や首が凝りにくい体になるので頭痛が減り
さらには疲れにくい体になります。
個人セッションを通ってくださっている方が頭痛にならなくなるのはこういった理由です。
話を戻しますが
呼吸が浅くなると
酸素が足りなくなる→酸素が足りないと脳に血流を多く流す→血液が溜まって頭痛
という流れになります。
この流れでなぜ頭痛を起こすかというと
頭痛を起こして動けないようにすると
筋肉ではなく呼吸にエネルギーがいくから呼吸が深くなって解決するよね!
という流れなのですが
浅い呼吸が癖になっている場合には
この方法で頭痛を起こしても
呼吸が深くならないので
また違う方法を探していく。
体は常に健全になろうと活動している。
これは生まれてから死ぬまで。
それが生命であり
体の仕事であり
症状は体からの大事なサインなので
まずは薬ではなく
自分の生活習慣を振り返ることから初めて見てください。
この時期だと
雪の中での運転で緊張したり
渋滞でイライラしたり
様々な呼吸を浅くする原因があります。
まずは体を快適にすることから♪
その後に心も快適になっていきます。