もうすぐ3年、毎月出張レッスンを行なっている企業さんがある。
今回その中で素晴らしいなと思った出来事があったのでシェア。
グループレッスンを行なっていて、終わった後に
同僚の一人に
『前より動けるようになったよね〜!』
とみんなで声をかけていた。
それは当たり前のようで当たり前でない一言であって
これがグループレッスンの良さの一つだなとその言葉を聞いて思った。
自分の変化ではなく、
相手の変化に気づくということ。
1番大切なのは
自分の変化に気づくことなのだが、
相手から言われて気づくことってたくさんあったりする。
美容室に行って、似合ってないなと思っていても友人から
『髪切って似合っているね』と
一言言われるだけでもなんだかその髪を好きになったり。
自分以外の人から言われる
気づきというものもある。
グループレッスンなどをしているときに考えやすい思考では
『この人よりは動ける』
と謎のマウントの思考を持つことがある。
私自身ピラティスを始めたてのときは常にその思考で
『よし、この人よりは動ける!』
『この人より動けない悔しい』
と思ったりして過ごした。
『誰よりも動ける体になる!』と謎な宣言をしていた。
だけど、マウントを取ることは必要かというと
必要ではなくて、
むしろ相手の変化に気づいてあげた方がコミュニケーションはうまくいく。
これって社会でも家族でもそうではないかなと思うことで
相手より上だよとなるより、相手の良いところを素直に褒めた方が良い連鎖が起きていく。
気づいてもらえた側は嬉しいから次はその人が何か変わっていないかなと
無意識で探したりする。
それが循環していくとより良い職場になるもの♪
嬉しいことは嬉しいことで返ってくる。
怒りは怒りで返ってくる。
悲しいことは悲しいことで返ってくる。
世の中は返報性の原理というものがあって
時差はあるものの返ってくるものだ。
と考えると
良いことを考えると良いことが返ってくるのだから
マウントなんて取らないで
相手の変化に気づいてあげる。
自分の変化に気づいてあげる。
そうすると相手も満たされ、自分も満たされる。
出張レッスンを毎月行いながら、関わらせていただいた初回から良い会社だな〜と思っていますが、
その理由はこういうことが自然に普段から起きているんだなと垣間見られる瞬間でした。
学びをありがとうございます!
学びに気づいたら生かしていかないと♪