ピラティスの歴史と効果

今回は少しピラティスについて書いていきます。

ピラティスとは何なの?

というと

ジョセフ・ピラティスさんというドイツ人の男性の名前から

きています。

本当はコントロロジーという名前で広めていきたかったみたいですが

ピラティスという名前の方が定着しています。

コントロロジーというのは

control philosophy = コントロールの哲学

という造語です。

つまり、心身をコントロールする哲学という意味で作られました。

ピラティスが出来てから100年くらいたっています。

最近できたボディーワークという感じでしょうか。

ピラティスが出来た経緯は

ジョセフ自身が幼少期より身体が弱く、

体操など様々な健康法を試したらしいです。

そして大人になる頃には病気にかからないくらい強くなったと聞かれています。

彼はその経験を活かして看護師の仕事をしていたらしく

戦時中に収容所に送られ、そこにあったベッドを改造して

マシンを作ったのが

ピラティスの始まりとされています。

ピラティスを行うことで怪我の回復を早めたということから

リハビリの元ともよく言われています。

その収容所でピラティスを行った人たちはその当時脅威だった

インフルエンザに誰一人かからず過ごしたそうです。

全身をコントロールしながら動くことで血流が促進され

呼吸を促していくことで免疫力が高まりかつ身体が強くなる。

というのがピラティスの効果です。

また身体をコントロールする方法を身体で覚えていくため

身体の負担が少ない動きが出来るようになります。

それを習得していくと

腰痛や肩こり、関節痛、便秘症、片頭痛など不調の原因となる

身体の動きの癖というのが変化していき不調に困らなくなるという効果もあります。

哲学といっても道徳的な教えというより

身体のコントロールする方法の教えがメインのため現代社会には受け入れやすい

と個人的には感じています。

マシンがないとピラティスでないという方もいますが

個人的にはマシンでもマット上でもピラティスはピラティスで

ピラティスというのは動きの原理原則の哲学だと考えています。

その哲学を深く理解していくとマシンがなくても効果は充分にあると

考えています。

Studio水木ではマットとフォームローラーを使って

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