どちらが大切なんだろう?いやどちらも選ぼう!

『背中を少し丸めていた方が力が抜けて楽だと思っていたけどふと背中を伸ばしら伸ばした方が楽だった』

個人セッション中にいただいた言葉。


知識で伸ばした方が楽だから伸ばすではなく
自分自身の身体を通して
こうした方が楽というのを気づくのが本当の気づき。


この気づきが起きることで脳は記憶して
身体は楽な姿勢を取ろうとする。


よく勘違いしやすいのが
知識を集めて
良いことを実践する。

ということ。


私自身も5年前くらいまでは
知識を集めて集めて
良いこと、悪いことを決めつけて
それを指導していたこともあった。


それで良くなる人もいれば
変化しない人もいる。


それを人のせいにしていたこともあったけど

そもそもこの考え方が間違っていたもので
良いがあればその中で悪いがあるし
悪いがあればその中で良いもある。



これを気付けたのは
タオを学んだ時で


『どちらが大切ではなくどちらも大切。それが陰陽ということ。』


を学んだ時に

今まで片面だけを探していたかもと。


全てのものはバランスを取って生きていてそれが軸であり中庸である。


それからはこれはダメということはほとんどなくなって
例え健康的にダメだと思うことであれば
それを補うことをすれば良いことであって


足を組むのが身体に悪いという人もいますが

足を組むのは股関節や骨盤、腰に良い刺激が入るので
反対も同じ時間すると身体にはむしろ良いんです。


両方同じく行っていると歩くのが楽になったり、腰も楽になったりするので
足を組むって大切です。


ただ片側だけで行うというのが身体にとってはあまり良くないもので
両方やった方が良いんですよね。


ふと歯磨きを左手で行ったり
箸を左手で使ったり
扉を開くのを左手で行ったり



『色々なものを反対に行ったらどうなるんだろう?』


という視点が気付きが生まれて体が変わることもあります。



最初の話に戻ると
背中を丸めるのも大切で、伸ばすのも大切で
どちらもできる身体がやはり理想的♪


両方に気づけると
どちらも選択できる。



ボディワークで行っていることは
選択肢を増やすということ。


無意識な癖で一つの方法で動いていてそれが体の負担になって、不調になるという原理です。



だから逆にいろんな方法で動けるようになるのが理想的で

受けてみるとわかりますが脳を鍛えるトレーニングだなと最近良く思います。