『重力と調和する』
哲学的なボディワークの話。
地球上で生きている限り付き合うことになるのが『重力』
重力は常に上から下に圧を加えてくれている。
重力があるおかげで人は成長できる。骨も筋肉も、血管なども全て。
それがあるおかげで
人は上を理解することができる。上を認識しているのは重力を感じているから。
さらには重力があるから、上下の軸がわかる。
逆に、重力を感じなくなると
上下の軸がなくなるということが起きる。
それは地に足がつかない状態ということにもなる。
床からのパワー。
床反力を感じないということ。
床反力を感じなくなることで
身体に働くベクトルはずれてそれが過剰な緊張となる。
その過剰な緊張が痛みや痺れ、凝りといった不調の第一歩になっていく。
となると床反力を感じられる身体を作るのが最優先にしたいこと♪
そんな風に考えていった結果が、Studio水木でピラティスマシンを導入しない理由の一つだった。
マシンピラティスは確かに身体が変わるけど
私が行いたいのは
重力に調和した身体を手に入れるボディワークだった。
大きなマシンではなくマット一つで勝負をしたい。
派手ではなく
地味なワークだけど
確かに身体が変わるそんなボディワークを今後も提供していきたい。