ずっと思っている不思議なことの一つが
『文で気持ちが伝わる人と文だと気持ちが伝わない人がいる』
ということ。
エッセイなどを読むのが私は好きなのですが
お会いしたことが無い人でも読むと気持ちが伝わってくる文章があって
素敵だなと思う。
私自身、学生のころから国語が大の苦手で、
親にKumonを習わせてもらったり、本を買ってもらったりもしたけど
一才才能は花咲かず。文才が無いまま大人になってしまった。
大人になってから本を読むようになったし
そう考えてみると学生の頃に読んだ本は数冊だけ。
小学校の頃なんてハリーポッターを数行読んでもう映画に逃げた思い出がある。笑
そのくらい本や文が嫌いだったけど、今になると気持ちが伝わる文を読むのが
すごく好きになった。
大人になってから専門書はたくさん読んで、
多い時には一年間で100冊以上読んだりもしていたけど、
それは仕事に必要だから読んでいたもので
今好きなのはそう言った本よりも最初に話したエッセイだ。
きっかけは塩谷舞さんのブログで髙木正勝さんとの対談。
https://milieu.ink/interview/takagi_masakatsu
まるで自分も同じ場所にいて時を共に過ごしたかのような衝撃を受けた。
そしてこんな生き方をしたいなと思って、
いつの間にかタオイストの道を歩むようになっていった。
それからもう5年は経ったかと思うが、
その塩谷舞さんが著書を出していたのを発見した。
それを早速買って読んでいるけどやはりこの世界観に引き込まれる素敵な表現
はどうしたらできるのだろう。
好きなことを好きという。
嫌いなことは嫌いという。
心から思ったことを伝える。
それに尽きるのかもしれない。