子供の頃になくて大人になるとあるもの

子供の頃を振り返ると
毎日が楽しくて無邪気に遊んでいて
好きなことを好きなだけして過ごしてきた思い出がある。


それがいつからか
自分の中で作った制限の中でしか過ごすことができなくなってきて。


『子供の頃には制限はなく 大人になると制限ができる』


私自身はそれが強くあって
制限を設けることで安心していられるというのを感じていた。


お金に対してもそうで

青森にきてすぐの頃に
とあるワークショップに誘われて参加した時の話。

そのワークショップ中に

『お金とは何ですか?』

というテーマで隣になった方と話してみて下さいというワークがあった。

その当時は
お金というものについて考えることもなくただ暮らしていたので

『お金は大切に使うもの』

という考えしか浮かばず、それが誰しもそう考えているに違いないと思った。


実際に隣の方とお話ししてみると

『お金はエネルギーというか循環しているもの』

と話されていた。

えっ!!?


確かにそうだけど
大切に使わないとなくなるものじゃないの?と。

その後にどんな意見が出ましたか〜?

という参加した方同士での話し合いになり

私以外はみんな“循環しているもの。“つまりエネルギーという解釈だった。


今では私もそれに近い価値観になっているけど
それは当時の私にとっては衝撃的な出来事で、、
なぜこういう考えになったのかというと

母の影響が大きかったのだなと思った。

母は『お金は大切に使いなさい』とお小遣いをもらうたびに教えてくれていた。

大人になってから話を聞くとお金で苦労をしたことがあるとのことで
だからこそこの言葉をずっと伝えてくれていたらしい。

それがいつの間にか私自身の価値観にもなっていてそれが制限となっていた。


それに気づけたのも母が伝えてくれたおかげであり
本当に感謝だなと思っている。


本当は制限などなく
お金はエネルギーのように世の中に循環しているもので
制限をかけることで循環の差が起きている。

一般的な制限は
お金のことでいうと
・自分はお金持ちにはなれない
・お金は汚いものだ
・お金持ちになると不幸になる

というものなどで
それで制限を作るからお金は寄って来なくなるとされている。

そして大切に使うことでエネルギーの循環は良い状態で保たれる。
エネルギーの原理としては0になってから作り直すのではなく
節約しながら循環させていくのが重要。
だから母の考え方は間違いではなく、
2番目の考えなのだと思う。



後で他のセミナーで聞いて腑に落ちたのは

お金=感謝の結晶
という言葉♪

ありがとうと言われるのが増えるからお金が増える。

世の中にとって良いことをしているからお金が回ってくるという考えだ。

それを聞いてよりお金はエネルギーであり、良い循環のところには流れ、
悪い循環のところには流れが滞る。

こう考えるのも制限なのかもしれないが
今の私にはその考え方で良いと思っている。


今回はお金の話について
書いていきましたが
これは多くのことで制限という形を作っている場合が多い。


身体についてもそうで
周りから身体硬いよね。と言われ続けるとその思い込みが制限となる場合もある。
それが専門家からの一言だと尚更そうなる。

専門家が『もう治らないよ。』といえば
聞いた方はそう思ってしまう。


私は可能性の話はするけど断定はほとんどしない。
生きている限り身体は健全になろうとする力は働いている。
それが生きるということ。

手術が必要と言われていた方も
手術しないで歩けるようになった人もたくさんみてきたし
症状が変化した人も見てきた。

その人がどう考えるかが重要で
誰かが決めるのではなく、自分自身で気づくことが大切。


身体の専門家としてできること
できないことをより考えて過ごしていこう。
その考えも制限を作ってしまうのかもしれないけどそこから学ぶことも多いのではないかと思う♪

松風も動物を飼うことは制限なのか。
自由なのか。
これについても永遠の課題。